なんとか応募先とコンタクトを取ることに成功して、いよいよ面接当日。
この前の失敗から、
「ナメちゃダメ」
という教訓を得た自分は、終始真面目な態度で面接に臨もうと固く決意して臨みました。
その結果、開始5秒で
「君、本当にウチで働けるの?」
という質問が飛び、
「覇気がないよね。」
「賃金が発生するわけだからさー。」
「もうちょっとピシッとしてくれないとねぇ。」
という3連打をくらい、開始1分ほどで
『不採用』
を確信しました。
その後も面接というよりかは、
『働くとはどういうことか。』
『お金を稼ぐとはどういうことか。』
『どんな人を雇いたいと思うか。』
という『社会人としての心得』を店長から教わる時間が過ぎ、
「まだ若いんだから頑張れよ!!」
という激励で終わりました。
ただ、
「俺は働けないんじゃなくて働いてないだけだし。働こうと思えば明日からでも普通に働けるし。」
という『ニートの謎過信』にどっぷり浸かっていた自分には、とても有り難いお話でした。
この経験を通して現在地を見つめ直した自分は、
「よし、俺には無理だから働かない!!」
と、またしても間違った思考に浸かり始めました。
店長の言うことが何も分かってない!!