ヒトリントン 

やりそこなうとおっこちる。

ケシカスくん 第551号の感想

ネタバレ注意!!!

 

 

 

 

 

 

扉絵に4コマ。

女子が雑誌の長髪モデルが好きなのが気に食わないケシカスくん。対抗して消しカスで長髪をつくるも、女子に吹き飛ばされる。

 

 

本編でやっていることも基本的にはこれの繰り返しですが、10年以上アイデアが尽きないのがスゴイ。

 

 

 

 

バレンタイン回。

ミナコちゃんからチョコを貰えなかったボウズ。ケシカスくんの力でタイムカスリップを繰り返し、2月14日をループしていた。

 

 

2012年に発現してそれっきりの能力、タイムカスリップ。読者の大半が生まれてすらなさそうですが、「運命の巻戻士」のおかげで12年越しに蘇りました。

 

 

 

様々な作戦を立ててチョコを貰おうとする2人。途中でキモがられたり他の彼女が出来たりするが、遂にミナコちゃんからチョコを貰うことに成功。

 

 

「バレンタインでチョコを貰えなかった」という題材自体はありきたりなものですが、そこに「ループ」という題材を加えることで、1話内でいくつものギャグマンガが見られて満足度が高いです。

 

 

 

念願のミナコちゃんチョコは不気味すぎるビジュアル。

恐怖を感じた2人はチョコを貰うためのループから一転、今度はチョコを貰わないためのループに出る。

 

 

「やっとチョコ貰えたけどメッチャ不味かった。」でオチても十分に面白いんですが、チョコを貰わないためのループに出ることで、今までの展開全てがフリになってさらに面白くなってます。読み返しても楽しめる面白さ。

 

 

 

観念してチョコを食べた2人は不味すぎて「ウンチョコチョコチョコピーッ」。

 

 

「不味いチョコを食べた2人のリアクション」で終わるのは殆どの読者が予想していたと思うので、単に青ざめた顔で「オエー」では弱いからどんなリアクションになるんだろうと期待していたら、まさかのGO!皆川さんでした。

令和の子ども達が知っているのかは置いといて、「チョコ」も入ってるし、絵面のインパクトもあるし、期待以上のオチでした。

 

 

 

 

まとめ

4ヶ月以上前に発売された雑誌の感想を今さら書いてることに改めて気付かされました。