ドラえもん第4巻の感想 前編

ドラえもん第4巻の感想 前編です。

 

ネタバレ注意!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • のろいのカメラ

このときの「ドラえもん」はまだスネ夫の悪役感が強い。

 

スネ夫の悪口を笑顔で聞いていたり、誕生日プレゼントで貰った人形を1コマでガン子ちゃんにあげたり、静香ちゃんのキャラがまだ定まっていなそう。

 

好きな子の誕生日プレゼントに自分の両親の人形をあげるのは、世界広しと言えどものび太くんくらいでしょう。

 

ドラえもん、いくらのび太くんに分からせる為とはいえそれはやり過ぎだって…

 

スネ夫のおねしょキャラ、最近のアニメでは全く触れられてない気がする。

 

 

 

  • ソノウソホント

のび太くんはあんな大きな石をよく持って帰って来れたな。

 

剛田商店にはかりがあったけど精肉でも売ってたのか?

 

最後のコマのドラえもん、どこに行くんだ。

 

 

 

  • おもちゃの兵隊

ジャイアンの基準はあと二、三回じゃなく二、三十回なんですね。

 

ドラえもんの対応が『のろいのカメラ』のときと違い過ぎる。

 

相変わらず玉子さんは運動神経が良いなぁ。

 

 

 

  • アベコンベ

ドラえもんも玉子さんと同じ『要らないものは窓からポイ捨て族』だったのか…

 

せっかくのび太くんが道具の使い道を考えてくれているんだから、ドラえもんは煽るのを止めましょう。

 

ドラえもんの頭に「アベコンベ」を当てたら頭が上下逆さまになるだけだったのに、のび太くんの頭に当てたら悪い頭が良くなったのはなんでだろう。

 

 

 

  • 海底ハイキング

ドラミ初登場。

 

のび太くん、歩いて世界初に挑みがち。

(本当はのび太郎ですが。)

 

自分はこの話で「大陸だな」を知りました。

 

 

 

  • 月の光と虫の声

虫の声の聞き賃5円、払いたくないけど払えない程ではない絶妙な価格設定だ。

 

名称不明のひみつ道具が登場。

 

スネ夫の掃除機はコードレスだったのか、野比家の外のコンセントからつないだのかが気になります。

 

 

 

  • お客の顔を組み立てよう

大泥望助さんの前科53犯も十分ヤバい数字のハズなのに、熊虎鬼五郎の約半分と考えたら軽く思えてしまう不思議。

 

「ポンポポポンのスッポンポン」

 

当たり前のように窓から入ってくるドラえもん

 

 

 

  • してない貯金を使う法

ずっと『してない貯金を使う方法』だと思ってた。

 

月賦おじさんが登場。

 

のび太くんは10円硬貨ばかりで1800円貯金していましたが、1度に使える同一硬貨の上限は20枚らしいので、両替が必要となります。

 

https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20220118c.html

 

https://www.jp-bank.japanpost.jp/rate_fee/sim/rf_sim_kouka.html

(のび太くん用)

まぁ機関を利用するより、のび太くんに180枚の10円硬貨を渡した父•のび助さんに頼むのが1番だと思います。

 

この話が掲載された1973年当時はリボ払いが現代人の生き方だったのかもしれませんが、今は代金を払った分だけ利用できるサブスク全盛期ですね。

 

 

 

  • 友情カプセル

ドラやき20個で1000円は安いと思う。

 

のび太くんの有名なセリフ、

「しかし、機械で友だちをつくるなんて、かわいそうだね。」

(と友達のネコ型ロボットドラえもんに話す)

がありました。

 

この回で首輪を外したことで、『ドラえもんの首輪は取り外し可能』という設定が生まれました。

 

 

 

 

 


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ドラえもん第4巻 『アベコンベ』より

後編ヘ続く。